昔々、油川の上流の原野に鶴の親子が住んでいた。
ある年、野火が起こって巣の近くに燃え迫り、まだ飛べない雛鳥をかばいながら
親子共々野火に巻かれて死んでしまった。
このとき鶴の体から出た膏(あぶら)が川に浮かんで流れ出たことから、
この川の名を膏川と言い、膏川は、後、油川となり、
その下流にできた村の名前も油川と言うようになった。
昔々、油川の上流の原野に鶴の親子が住んでいた。
ある年、野火が起こって巣の近くに燃え迫り、まだ飛べない雛鳥をかばいながら
親子共々野火に巻かれて死んでしまった。
このとき鶴の体から出た膏(あぶら)が川に浮かんで流れ出たことから、
この川の名を膏川と言い、膏川は、後、油川となり、
その下流にできた村の名前も油川と言うようになった。