本陣近江屋跡

  歴史

本陣近江屋跡は空き地となっており、「先人の足跡消えず」碑が建てられてる。
西田酒造となる初代西田三郎右衛門は元禄時代に油川に移住してきた近江商人であるが、
近江商人としてはほかに平井津兵衛(近江屋)がいた。
延宝年間(1673-1681)に造酒屋を創業し、本陣に指定されて幕府巡見使藤沢要人
幕府測量方伊能忠敬等が宿泊した他、弘前藩主津軽寧親が領内巡視で使用。
享和2年(1802)8月11、12日、伊能忠敬が宿泊した記録がある。
昭和初期には役場や学校となったようで、青森市合併40年を記念した碑とのこと。