浄満寺

  神社仏閣

慶長13年(1608)開山
外ヶ浜の最古の名刹
所在地:青森市油川大浜249-1
山号:金台山
院号:紫雲院
宗旨:浄土宗
本尊:阿弥陀如来
津軽八十八ヶ所霊場第20番札所
森山彌七郎墓前祭8月3日
地蔵様の宵宮は旧暦の6月23日

浄満寺の寺宝である釈迦牟尼如来坐像は円空上人(江戸時代前期の木食僧)が
彫刻したもので、像高29.5㎝、一木造、素木、鉈裁ち割り彫上げ仕上げ。
青森市有形文化財「円空仏」同じく「森山彌七郎供養碑」奥瀬一族の五輪塔がある。
境内にある森山弥七郎供養碑は、寛永元年(1624)に青森湊開港に尽力した
弘前藩氏の森山弥七郎の供養塔で、寛文6年(1666)に油川の寺内野に建立され
野木和公園入口を経て昭和23年(1948)に浄満寺境内に移された。

8月3日、浄満寺で青森港開港の祖 森山弥七郎 の供養が行われます。
1947年から57年まで、ねぶた祭りは「青森港まつり」の行事の一環でした。
58年に港祭りは「青森ねぶた祭」と改称しその名は消えました。
ねぶた祭りは3日に始まりますが、関係者は墓前祭に出席、供養碑に焼香してから
夜からねぶたの運行に参加していたのです。

本堂
青森市指定文化財(有形文化財)木彫釈迦牟尼如来座像 円空作