津軽八十八ヶ所霊場

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四国霊場にあやかった新四国八十八ヶ所霊場は日本各地に存在しており、
青森には津軽新四国八十八ヶ所。通称「津軽八十八ヶ所霊場」

津軽八十八ヶ所霊場は西国三十三観音霊場を基として四国八十八ヶ所霊場巡礼の旅で得た仏の慈悲と功徳を
津軽の人々にも与えたいと第八十八番札所である大沢内観音堂(善光寺津軽教)の庵主の母、田中千代尼僧によって
大正十四年九月に開山。各札所に御砂と番号印を納め苦難の末に成就されたのであります。

野木和公園西側山麓にある信道院を起点として、鶴ヶ峰山中一円約8キロメートルの山道沿いに、
四国八十八ヶ所霊場の本尊を模した88体の石仏群があります。
この石仏の下には、四国八十八ヶ所札所の砂がそれぞれ納められています。
石仏は広大な敷地内に配置されており、3時間半~4時間ほどで巡拝することができます。

今純三『青森県画譜』より「青森四国八十八ヶ所霊場鳥瞰図」(昭和9年)

津軽八十八ヶ所霊場推進会より